STARBOOK/ネットワーク設定
出典: STARBOOK WIKI
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STARBOOKでは10BASE-TのLAN端子を装備している。
ユーザーはLAN端子を使ってSTARBOOKとPCとの連携を容易に行なう事が可能である。
しかしSTARBOOKのLAN端子の挙動から、一部ネットワーク機器やPCとの相性問題が発生する場合がある。
このページでは、STARBOOKとPCをLAN端子経由で接続する手順とトラブルシュートをについて言及する。
[編集] 正しい設定方法
STARBOOKとPCを正しく接続する為には、以下の点に関して明確にしておく事が肝心である。
[編集] 接続形態を明確にする
自分が行なおうとしている接続形態がどのようなものなのかを理解しておく事が肝心である。
[編集] 直接接続
STARBOOKとPCを直接接続する場合、接続にはクロスケーブルが必要になる。
一般的なLANで使用されているものはストレートケーブルであり、結線が異なる為に利用できない。
また、PCとSTARBOOKを直結する為、IPアドレスの供給者にも注意が必要である。
方法としては、以下が考えられる。
- STARBOOK自身でスタティックにIPアドレスを設定する
- AutoIP機能に任せる
- PC側でDHCPサーバーもしくはDHCPリレーを稼動させる
現実的には、1もしくは2を使う事になる。3は設定やインストールが必要になるかもしれない為、推奨できない。
[編集] ハブ/ネットワーク機器を介しての接続
ハブ等を介してSTARBOOKとPCを接続する場合は、一般的なLANケーブルを利用する事ができる。
この場合においても、IPアドレスの供給者が誰なのかを明確にする必要がある。
家庭でテストした後屋外で実際に使用すると接続不能になるという話を度々耳にする。この場合家庭内ではルーターのDHCPサーバーがIPアドレスを供給しているので、家庭では成功する。しかし屋外ではルーターが存在しない為にIPアドレスの供給が絶たれてしまい、結果として接続不能に陥る。
- STARBOOK自身でスタティックにIPアドレスを設定する
- AutoIP機能に任せる
- PC側でDHCPサーバーを稼動させる
- DHCPサーバーが含まれる機器(ルーターなど)を持っていく
3は様々な理由[1]から推奨しない。4は無線LANルーターやブリッジなどを使う場合には有効な方法となる。
直結と同様に、現実的には1か2の方法がわかり易い。
[編集] 無線LANブリッジ/ルーターを介しての接続
無線LANをブリッジを使う場合も、基本的にはハブを介しての接続と同様である。
STARBOOKの無線化には、ゲーム機を無線LANに接続する為の装置(メディアコンバーター)を接続する。
無線LANメディアコンバーターを利用する場合は、adhocモードを使う事でPCと接続する事が出来る。
[編集] IPアドレスの供給方法
STARBOOKに対してIPアドレスを振るのは誰なのかを明確に理解しておく必要がある。
| 設定タイプ | 必要なもの | 備考 |
| AutoIP | とくになし | 正しく認識しない事がある。 |
| スタティック設定 | 知識 | 面倒だが、一番確実な方法。 |
| DHCPサーバー | DHCPサーバーになれる機器 |
一般的なネットワークでは、この機能を使って割り当てを行なっている。 遠征先では現実的ではない。 |
基本的には、表の上から順番に試していくと効率が良い。
[編集] AutoIP
設定後正しく動作しない場合、STARBOOKとPCを順番に再起動すると良い。この際、起動順はSTARBOOKを先にしてPCを後にした方が良好な結果が得られる傾向にある。これはPCのAutoIPよりもSTARBOOKのAutoIPの方が不安定である事に起因すると考えられる。
それでも良好な結果が得られない場合は、スタティック設定を試みると良い。
[編集] スタティック設定
スタティックにIPアドレスを設定する際のポイントは以下の通りである。
あらかじめIPアドレスを決めておく。
判らなければ、以下のアドレス設定を試してみると良い[2]。
| 対象 | IP | サブネット | ゲートウェイ | 備考 |
| PC | 192.168.2.2 | 255.255.255.0 | 空欄 | 192.168.2.1は避ける[3] |
| STARBOOK | 192.168.2.3 | 255.255.255.0 | 空欄 | 手動設定 |
[編集] DHCPサーバーによる設定
自宅の場合や遠征先に無線LANルーターを持ち込む場合は、DHCPサーバーによるIPアドレス割り当てが可能となる。
DHCPを使用する際のポイントは、STARBOOK、PC共にDHCPを使う設定にする事である。
PCをスタティックな設定で使い、STARBOOKをDHCPにするような運用も可能。
しかし、そのような設定を理解できているならば、そもそもこのページを読む必要は無いだろう。
[編集] 接続の検証
接続の検証は、実際にアプリケーションを起動してみるのが一番である。
しかしながら稼動しない理由がアプリケーションの設定上の問題なのか、もしくはネットワーク設定なのかの切り分けが出来ていない場合は、ネットワークレベルでの接続を確認すべきである。
[編集] 設定の確認方法
STARBOOKおよびPCの双方でネットワークの設定を確認する。STARBOOKはSTARBOOKについてから参照できる。
PCにおける確認方法は以下の通りである。
IJWTS wow! Why can't I think of tihgns like that?
[編集] XPの場合
- 設定->ネットワーク接続からNIC(ネットワークのインタフェース)の状態を選択する。通常はローカルエリア接続(もしくは末尾に数字が付く)という名称。
- 2つ存在するタブのうち、サポートタブを開く
- サポートタブからアドレスの種類、IPアドレス、サブネットマスクを読み取る(ゲートウェイは関係ない)
[編集] windows2000の場合
- デスクトップのネットワークコンピュータアイコンを右クリックし、メニューからプロパティを選択する。
- NICの一覧から、現在使用しているNICを選択、右クリックしメニューから状態を選択する。
- 以下XPと同じ
[編集] 設定状態の判断方法
ネットワークにおいて通信が出来るかどうかの判断は、こんな感じになる。
- サブネットマスクが一致しているかどうかを確認する
- ネットワークアドレスが一致しているかどうかを確認する
- ブロードキャストアドレスが一致しているかどうかを確認する[4]
これをある程度判りやすく言い換えると、以下のようなイメージとなる。[5]
- 自動設定になっている事を確認する。
- IPアドレスの4つの数値のうち、先頭の2つが169.254である場合、残りの数値がSTARBOOKとPCで異なる事を確認する
- 169.254以外の場合、両者ともサブネットマスクが255.255.255.0である事を確認する。
- 169.254以外の場合、4つの数値のうち前3つがSTARBOOKとPCで一致する事を確認する。同時に末尾の数値が異なる事を確認する。
[編集] pingによる試験
ネットワークの導通は、pingコマンドを使って確認するのが一般的である。
- コマンドプロンプトを開く(名前を指定して実行にてcmdと入力する)
- ping STRABOOKのアドレスと打つ
接続できている例: lossが0%である
C:\> ping 192.168.2.3
Pinging 192.168.2.3 with 32 bytes of data:
Reply from 192.168.2.3: bytes=32 time<1ms TTL=255
Reply from 192.168.2.3: bytes=32 time<1ms TTL=255
Reply from 192.168.2.3: bytes=32 time<1ms TTL=255
Reply from 192.168.2.3: bytes=32 time<1ms TTL=255
Ping statistics for 192.168.2.3:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms
接続できていない例: 100% パケットロス(送受信失敗)
C:\> ping 192.168.2.3
Pinging 192.168.2.3 with 32 bytes of data:
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Request timed out.
Ping statistics for 192.168.2.4:
Packets: Sent = 4, Received = 0, Lost = 4 (100% loss),
timeoutやunreachableと表示された場合、PCとSTARBOOKは接続できていないと判断する。
[編集] STARBOOKのスペックに関連した問題
STARBOOKのLAN端子は10BASE-Tという規格が採用されている。10BASE-Tは現在一般的に使用されている100BASE-Txよりも一世代古い規格であり、100BASE-Txでは解決されている問題が10BASE-Tを混在すると発生する場合がある。
[編集] MDI-Xの問題
10BASE-Tではケーブル極性の自動判別(Auto MDI-X)が実装されていない。
Auto MDI-X機器と非対応機器を混在すると、まれに不具合[6]が発生する事がある。
[編集] 不適切なケーブルの使用
10Base-Tでは100Base-TxのAuto MDI-X機器とは異なり、接続対象によって適切な極性のケーブルを選択する必要がある。
Auto MDI-X非対応機器においてマシン同士を接続する為には、クロス結線されたケーブルが必要である。
間違ってストレート結線のケーブルを使った場合、通信は出来ない。
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[編集] DHCP検出の問題
初期のSTARBOOKファームウェアでは、DHCPサーバーを正しく検出できない為にIPアドレスが正しく割り当てられず、結果としてAutoIPによるアドレス割り当てが行なわれてしまう。 特にDHCPサーバーが存在する環境下においてハブを介しての通信を行なう際は、この状態に陥る事がある。
[編集] 脚注
- ↑ 遠征時、屋外でDHCPサーバーを稼動させる為の準備は、その成果に対してあまりにも膨大である。専門知識も必要となる。DHCPの設定を行なう位ならば、スタティックにIPアドレスを設定する方が作業としては遥かに簡単である。
- ↑ 自宅のネットワーク環境について自身で理解できているのならば、自宅のネットワーク環境におけるルーターアドレスを避けるような設定をあらかじめ考えておくと良い。もしくは逆に積極的に自宅のネットワーク環境に合致するよう、手動設定を決めてしまうのも良い方法である。後者の場合、自宅でも遠征時でも、設定を気にせずに使用する事が可能になる。
- ↑ 自宅のルーターが192.168.2.0/24の場合、かなりの確立で192.168.2.1をルーターのアドレスとして使用していると思われる。もしPCの設定をこの状態のまま持ち帰り、誤ってそのままネットワークに接続してしまったとしても、ルーターのアドレスに使われそうなアドレスを避けておく事で、安易なコンフリクトを回避する事が出来る。
- ↑ サブネットマスクとネットワークアドレスが同じならば、ネットワークは同一セグメントであり、論理的には通信可能とみなす事が出来る。
- ↑ この例では、対象をある程度限定する事で簡略化している。
- ↑ 100Base-Tx普及の初期は、Auto MDI-X搭載ハブと10Base-T機器との接続で障害が発生する事があった。現在(2008年)ではAuto MDI-X機器の発達と10Base-T機器の100Base-Tx機器へのリプレイスと共に、滅多に遭遇する事はない。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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