STARBOOK
出典: STARBOOK WIKI
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STARBOOKはVixenが販売する赤道儀自動導入システムで、スカイセンサーの実質的な後継機種である。
特徴
| 世界初の星図表示機能付自動導入端末。
STARBOOK以前は液晶等の表示を頼りに導入を行なうか、もしくはPCと接続してPCによって制御を行なうのが一般的であった。 |
詳細
ハードウェア
CPUはCirrusLogic製のARM互換チップで、本来は通信端末/家電/PDA向け。元来周辺チップが受け持っていたRAM,MMU,LCDコントローラ、Ethernetコントローラ他の機能を1チップに集約したもの。が使われている。
端子
STARBOOKでは、以下の端子を備えている。
電源端子
電源端子は、赤道儀と切り離して単体利用をする際に使用する。STARBOOKでは、赤道儀と接続して使う際には赤道儀からの電源供給をD-Sub9ピン端子から受ける。この為、普段の使用においては電源端子を使う事は無い。また通常は赤道儀と接続して使用する事を前提とする為、STARBOOK本体には電源スイッチは存在せず、赤道儀の電源スイッチと連動するようになっている。
赤道儀接続端子
DSub9ピンで、ケーブルの結線はストレートを使っている。但し配線に流れる信号はRS-232Cでは無い。一部の配線はSTARBOOKへの電源供給に使われている為、誤結線をすると破壊してしまう可能性がある。
また、家電店で「PCコミュニケーションケーブル」等の名称で販売されているケーブルはRS-232Cでもクロス結線である為、流用する際には十分な注意が必要である。
LAN端子
LAN端子は旧世代的な10BASE-T Ethernetである。これは使用しているCirrusLogicの石の仕様に基づいているものと推測される。赤道儀に高帯域通信は必要ないので10BASE-T Ethernetでも何ら問題無いが、100MB Ether以降で加わったAuto MDI-X等の機能は当然利用出来ない。[1]
オートガイダー端子
STARBOOKにおけるガイダー端子の信号線は、裏蓋内に存在するジャンパーの設定により、2種類の結線方法のうち1つを使用する事が出来る。
| タイプ | 信号 |
STARBOOK ジャンパー設定 |
STARBOOK ガイダー設定 | 互換機種 | 備考 |
| STD | None,Gnd,-X,-Y,+Y,+X |
デフォルト (左列をショート) | STD |
SBIG MEADE LX200 | 古いSBIGではNoneの部分に12Vが流れてるケースあり? |
| AGA-1 | -Y,+Y,Gnd,-X,Gnd,+X |
AGA-1 (右列をショート) | AGA-1 |
SS2000PC AGA-1 | ビクセン独自? |
ソフトウェア
STARBOOKが内蔵するソフトウェアは、以下の機能を有している。
- 自動導入
- 星図の表示
- オートガイダーとの連動
STARBOOKの単体利用
前述の通り、STARBOOKは赤道儀と接続しなくても単体で利用可能である。しかし現在では各種プラネタリウムソフトや星図ソフトが有償/無償を問わず存在する上に、情報量的にもPCソフトの方が圧倒的に有利である為、単体利用できる事のメリットは少ないと考えられる。
STARBOOKのアップデート
STARBOOKではVixenのサイトからファームウェアをダウンロードする事で、ファームウェアを最新の状態にアップデートする事が可能である。ファームウェアのアップデートでは、既存バグの修正の他に機能追加も盛り込まれている。
よくある質問
よくある質問はSTARBOOK/FAQを参照してください。
関連項目
- STARBOOKに関するよくある質問
- STARBOOKでASCOMを使うチュートリアル
- STARBOOKでオートガイドを行なうチュートリアル
- STARBOOKとSBIG社のオートガイダー/カメラとの接続
- STARBOOKのネットワーク設定
外部リンク
脚注
- ↑ Auto MDI-XはUTP配線極性の自動判別機能である。100BASE-TX等のAuto MDI-X搭載機器と10BASE-T機器との接続では、極性誤検出等の問題が発生する場合がある。
