BORG

出典: STARBOOK WIKI

目次

 
注意
このページは2006年頃に作成された旧Wikiのコンテンツを転載したものです。
内容には現在と異なる点があるかもしれません。ご注意ください。
 


小型高性能の屈折望遠鏡。天文系以外でも、バードウォッチャーのデジスコ用に人気がある。

特徴

トミカ・プラレールなどおもちゃのトミー(トミーテック)が製造しているユニークな望遠鏡です。望遠鏡は、45mmから101mmまでの屈折望遠鏡のみの製品です。以前は、150mmまであったようです。

利用は、天文に限らずバードウォッチングでも高い人気のようです。デジスコの分野では、デジボーグという名称まで存在します。

また、レンズには高級なEDレンズを使用した望遠鏡もあります。このEDシリーズは、実に良い結果を提供してくれる優れた望遠鏡です。

特徴の一つは、ユニークさでしょうか。普通望遠鏡であれば、合焦装置はラックアンドピニオンと相場が決まっていますが、ボーグは高級?なヘリコイドを使っています。粗合焦は摺動式というのもユニークです。更に、望遠鏡は完成品として売っている場合が多いですが、ボーグは完成品もありますが、パーツから組み上げることも可能となっています。自分でカスタマイズ出来る望遠鏡なんです。

もう一つは、リーズナブルな点でしょうか。完成品で比べると割安感が非常にあります。他社製と比べても非常に安くなっています。

更に、パーツの豊富さですね。ボーグ専用が中心ですが、他社製にも使えるパーツが沢山あります。痒いところに手が届くパーツが山のようにあります。あまり多すぎるので「リング地獄」という言葉も登場しました。

おもちゃの望遠鏡と侮ってはいけません。BORGは、観望&撮影に十分な性能の望遠鏡です。

担当の中川さんが、気さくで手厚いサポートをしてくれます。メールでの問い合わせにも親切に対応して頂けます。

この点は、他のメーカも参考にしてもらいたい部分ですね。BORGのページ


利点

リーズナブル

特にセット品は、相当お買い得になっています。また、HPで紹介されるB品処分は、更にお買い得ですので、見逃さないようにしましょう。

パーツが豊富

接続リング類は、本当に沢山あります。カメラの取り付け、フィルターの取り付け、他社製品への取り付け、延長筒・・・サイズを見ながら自分の欲しいパーツを組み上げていきます。まるでパズルの世界です。

軽くてコンパクト

miniBORGの小ささは驚きです。ポケットには入りませんが、バッグに入れてどこへでも持ち出せます。標準BORGは、鏡筒が少々大きく感じますが、全体に短くなってますので取扱が楽ですね。

多用途望遠鏡

メイン望遠鏡として、ガイド鏡として、太陽望遠鏡として、望遠レンズ代わりにと、色んな場面で活躍してくれます。

欠点

意外と出費が多い?

利点でリーズナブルと書いてますが、パーツ類をいくつか準備すると結構な金額になってしまいます。セット品や単品はリーズナブルですが、組み合わせて行くと・・・。利用目的と必要最小限のパーツになるよう事前に十分な検討が必要です。

合焦にはご注意

特に、miniBORGはご注意。アイピースを付けてもピントが合わないなんてことがあります。延長筒などが必要になります。また、天頂プリズムやビクセンのフリップミラーなど使う場合は、要注意です。

さらに、直接焦点で撮影する場合にも十分注意が必要です。光路長が、取り付けるパーツにより変わってきますので、そこを計算して購入する必要があります。


中毒にご注意

パーツの豊富さ故に、色んなパーツを持ってないと不安になってしまうことがあるようです。くれぐれも禁断症状が出ない程度にしましょう。


リング地獄

地獄の入り口

こんなリングがあるといいのにな~。カタログを見ると、あった!。使ってみていや~便利!

地獄の1丁目

このパーツを付けたいな~。このカメラを使いたいな~。どのリングが必要なんだろう・・・カタログとにらめっこ。サイズの確認。また、思考。そして購入。

地獄の2丁目

他の望遠鏡にも使い回ししたいし、対物レンズを交換して使いたい~。また、カタログと手持ちパーツを確認。足りないと思われるものや同じパーツを追加購入。

地獄の3丁目

気が付けば、リングだらけ。鏡筒は無くても望遠鏡がリングで組めてしまう。くるくるキュと締めれば、ああ快感。あれー、このリングのピッチはP1だっけP0.75だっけ・・・。パーツ番号が記入されているものは良いが、何も書かれていないパーツは、どれも似たように見えてしまう。トホホ。

地獄の地獄

リングがないと安心して天体観測も出来ない・・・。リングが欲しい。新製品は、絶対に購入(必要ないのに)。手にはいると、リングを見てニヤニヤ・・・。空箱並べて、ニヤニヤ・・・。組んでみて、ニヤニヤ・・・。星より機材!(パクリで申し訳ない)

お勧めの入門構成

観望用

カメラ三脚があれば、miniBORG天体基本セット・天体標準セットがお勧め。ただし、合焦しない場合があるので延長筒(M,L)を追加で購入することを推奨。

三脚も含めて一式であれば、SWセットがお勧め。簡易赤道儀にもなります。

撮影用

セット品ではなく、望遠鏡を単体で購入しましょう。この望遠鏡を、他社製の赤道儀に搭載して撮影に利用します。

SWの片持ちフォーク式赤道儀でも可能ではありますが、振動など使いづらい可能性があります。ただ、月や惑星などの撮影では、使えるかもしれません。

更に、カメラを取り付けるためのリング類を追加購入する必要があります。リング地獄に入りましょう!


ガイド鏡として使う

BORGは、miniBORG、BORG77など良くガイド鏡に使われています。焦点距離が短く設定されていますので、焦点距離を伸ばすパーツが必要になります。

また、ガイド鏡を固定する金具(ガイドマウント)を準備してください。

miniBORG50でも、カメラレンズや短焦点望遠鏡であれば、ガイド可能です。装備もコンパクトかつ軽量になりますので、赤道儀への負担も軽減します。

お勧めパーツ

ヘリコイド

合焦を微妙に調整する装置です。M57ヘリコイド、M57ヘリコイドDXがベスト。特に、miniBORGのフロントヘリコイドは、重量負荷にも関係なくスムーズに動きます。

レデューサ

望遠鏡の主焦点距離を短縮してくれます。同時に、色収差を軽減する優れものです。miniBORG用と焦点距離500~800mm用があります。他社望遠鏡にも利用可能です。




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