天体写真入門
出典: STARBOOK WIKI
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いざ撮影! その前にもう一度基礎を確認しましょう。
天体撮影の基礎
赤道儀のセッティングの項を確認しましょう。
やるべきこと
メモをとろう
一眼デジカメなどではexif情報として撮影データーは残ります。しかし、その日の空はどのような状態だったのか、撮影機材はどうだったのかについては撮影者自身がメモをしないと記録は残りません。後で役立つよう、メモを積極的に取ることで見失っていた様々な事が見えてくるかもしれません。
写真とメモを合わせてblogに保管すると、自分にも他人にもわかりやすく整理できて便利です。
確認を必ずしよう
ミス1つで待ちに待った撮影が台無しになるかもしれません。1にも2にも確認です。
- 赤道儀の設定・調整等
- 画角と構図
- ピント
- カメラの設定・状態
- ISO
- 電池残量
- シャッタースピード/インターバルタイマーの設定
- フラッシュ/AF補助光投光のoff
- オートガイダーの状態
やってはいけないこと
導入直後の即撮影
導入の為の位置修正を行なった直後に撮影すると、赤道儀の動作が収束していない為にブレることがあります。
二~三呼吸待ってから撮影しましょう。
撮影中、歩きまわらない
人間が歩いた振動が望遠鏡に伝わり、結果としてブレに繋がる場合があります。
レリーズ等、ケーブル類をぶら下げない
地面に着地させるか、紐で赤道儀下部にひっかけておくか、マジックテープで三脚に貼り付けましょう。
望遠鏡(カメラ)から空中にぶら下げただけでブレた、というケースがあるようです。
同様に、電源や自動導入機器などのケーブルは、まとめておくと良いとされます。
天体撮影TIPS
収差補正は、出来る限り行なおう
光学機器では、レンズの特性により歪みや色のずれなどの、いわゆる収差と呼ばれる現象が存在します。これら各収差は、写真撮影においてはマイナス要因となります。
フィルターや補正レンズなどを用いて、可能な限り収差を取り除きましょう。
天体撮影FAQ
Q. どうしたらピントを正確に出せるの?
A. 努力と根性です
恒星を使ってピント合わせをしましょう。ピントあわせの為の小道具を駆使するのも良い方法です。しかし、どんな小道具を使おうとも、最終的には撮影者による試写確認が必要です。
穴あきレンズキャップ
レンズキャップに2個穴を開けたものを使ってピントを確認します。ピントが合っていない場合、星像が2つに分離します。ピントが出ている場合、星像が1つになります。ピントあわせ補助用具としては、最も自作しやすいものです。望遠鏡の蓋ですので、望遠鏡を買い換えたら使えなくなります。
- 星への誘いさんに良い見本が掲載されています。
- ScopeTronixにMEAD用製品の写真があります。
ピントテスター
カメラのファインダーではピントが分かりづらい為、代替品によりピントを確認します。
- ナイフエッジ法、すりガラス法、ロンキー法など。
各望遠鏡ショップで販売されていますが、比較的高価です。ピントテスターは望遠鏡には依存しませんが、カメラに依存します。カメラを他のメーカーのものに買い換えたら、買い替えもしくは再調整となります。
銀塩カメラの再利用という方法もあります。
ピントゲージ
ピントが出る位置を精密に測定する事で再現性を持たせるというものです。
要は単なるダイヤルゲージで、鏡筒の特定位置~カメラの距離を計測します。
AF
最近ではステッピングモーターでフォーカスを微調整しながらテスト撮像をし、自動的にピントを出してくれる便利な装置が存在します
モータードライブ
汎用キットなので、自分で取りつけ加工を行なう必要があります。
モーターを望遠鏡に取り付ける方法はFocusMax速攻マニュアルで紹介されています
また、直販なのですがWebのフォームで申し込みという形ではないので、英語力が多少必要になります。~ 細かい要求にも応じてくれるようです。
頑丈で綺麗で高精度なフォーカサー(接眼部パーツ)。
反射鏡、屈折、シュミカセ用が存在し、デュアルレート(減速ギア機構つき)やモーターなどのオプションが存在します。~ このフォーカサーのオプションに、ASCOM互換I/Fのモータードライブオプションが存在します。国内ではTVJ扱いで入手できますが、米本家の直販ならば細かい要求に応じてくれるようです。
ソフトウェア
AF操作にはPCとデジカメ(または冷却CCD)が必要になります。ソフトはフリーソフトでFocusMaxというものが存在します。
黒ひげさんという方が日本語のFocusMax速攻マニュアルを作成されていますので、参考にすると良いでしょう。
Q. ノータッチガイドで、どの位の時間追尾できるものでしょうか?
A. 使っている赤道儀およびレンズの焦点距離によって変わります
焦点距離が長くなるほどガイド可能な時間は短くなります。カメラレンズで言えば、広角は望遠よりも長時間点像に写ります。また、赤道儀の精度によってもガイド可能時間は変わります。
赤道儀の精度には工作精度とモーターの追尾精度だけではなく極軸設定の精度も重要です。
関連項目
外部リンク

